top of page

研究用製品

研究用製品ラインナップイメージ_03.png
おくちでちぇっく!.png

測定の意義

本キットでは、口腔内のpHとヘモグロビン量がわかります。 口腔内のpHは食後に低下しますが、通常は唾液の緩衝作用により1時間程度で中性に戻ります。しかしながら、間食や唾液の緩衝能が弱い場合、口腔内が酸性になる時間が長くなり、虫歯になりやすくなると言われています。

ヘモグロビンは、血液中の赤血球に含まれる酸素を運ぶタンパク質で、これの検出は口腔内の出血をあらわします。歯周病や口腔粘膜炎により、歯肉からの出血が生じると、唾液中にヘモグロビンが検出されます。

pHおよびヘモグロビンの検出は、口腔内環境を知る1つの指標となります。 口腔内の良好な環境は、健康維持に役立つことが期待されています。

 

製品の主な仕様

​用途:

製品名: 

製品番号: 

​測定項目:

測定方法: 

測定数: 

測定時間: 

測定試料:   

保管温度: 

​研究用(口腔衛生学、オーラルフレイルの学習・調査・研究)

pH・Hb簡易測定キット「おくちでちぇっく!」

RORCO011

pH(酸性度)、Hb(ヘモグロビン)

試験紙

1回用

30-60秒

唾液

4-30℃

キット内容

​試験紙台紙  1枚

キット内容1.jpg

唾液採取用綿棒  1本(+予備1本)

キット内容2.jpg

取扱説明書(簡易マニュアル) 1枚

測定方法

 使用に関しては、取扱説明書を必ずお読みください。

Step1

測定方法step1.jpg

キットを袋から取り出します。

★印の爪を立てます(5ヶ所)

Step3

測定方法step3.jpg

台紙の点線に沿ってカバの口を閉じます。 裏の指マークの位置で数回押し込み、

試験紙に唾液を染み込ませます。

Step2

測定方法step2-1.jpg

綿棒を口にくわえ、唾液を含ませます。

測定方法step2-2.jpg

綿棒を台紙の枠に沿って乗せます。

Step4

測定方法step4.jpg

カバの口を開いて綿棒を外します。

30~60秒の間に試験紙の色調を標準色調表と比較し判定します。

おくちでチェック_測定結果_edited.jpg

Step4

KOMPASUアプリでも確認できます

​結果表示イメージ

オーラル結果表示イメージ.png

実施例

​団体や自治体イベントにおける口腔衛生の啓発教育で活用されています。

fig_oral_1.png

▲ 京都大学COIストリームしなやかほっこり社会プログラムにおけるオーラル教育啓発

実施例1.jpg

▲ 岩手県 滝沢市 イベント

実施例2.jpg

▲ 健幸プロジェクト 秋田県 にかほ市

実施例3.jpg

▲ ブラウブリッツ秋田 冠マッチ 健幸チェックイベント

参考文献

  1. V Kim Kutsch, 2014 Apr "Dental caries: an updated medical model of risk assessment". J Prosthet Dent. 111(4):280-5. doi: 10.1016/j.prosdent.2013.07.014.

  2. Yoshiaki Nomura et al, 2018 Mar "Salivary Levels of Hemoglobin for Screening Periodontal Disease: A Systematic Review". Int J Dent. 2018:2541204. doi: 10.1155/2018/2541204

製品に関するお問い合わせ

メールアドレス:st_support@cellspect.com
電話番号:019-134-6616
電話受付時間:平日9:00 - 17:00(土・日・祝を除く)

bottom of page