事業紹介

BUSINESS

  1. 事業紹介

疾患分子センシング(生化学、免疫化学、材料物理)
による臨床診断・検査手法の開発

次世代の医療診断アイテムとして当社が追求していることは、
低侵襲化、小型化、医療の個別化の3つの要素です。
当社が保有する疾患分子センシングにおける横断的技術が
駆使されることで上記3要素を迅速に達成させます。

事業概要 BUSINESS CONTENT

  • 分析装置・診断薬の開発
    セルスペクト株式会社では、POCT(Point of Care Testing)に関連する分析装置および診断薬の開発を行っています。POCTとは、診察室、ベッドサイド、あるいは在宅など、場所や場面を問わず、被検者の方の傍らで迅速かつ適切な診察を行うことができる検査です。
    当社ではさらに、POCTでの診断結果をクラウド上で管理するIT化することで、医療をより身近なものにし、QOLの向上に寄与することを目的としています。
  • 新規バイオマーカーの開発
    バイオマーカーとは、ある特定の疾病の状態や進行度、治療の程度を客観的に測定し評価するための指標です。
    セルスペクト株式会社では、新たなバイオマーカーの開発を進めることで、患者様ひとりひとりの疾病の状態を把握し個々に適切な治療を実施することを可能にする「個別化医療」を目指しています。
  • 医療機器の基盤技術開発
    医療機器の開発において、基礎となる独自の技術の開発を進めています。医療現場や顧客のあらゆるニーズに答えることができる技術力を保有していることが、当社の強みです。

研究・開発例 RESEARCH DEVELOPMENT 以下の情報は、医療従事者および専門家の方を対象としたものです

次世代型Point Of Care Testing kit(POCT)に適する診断装置の開発事業
次世代型Point Of Care Testing kit(POCT)に適する診断装置の開発事業
現在多くの臨床検査は大規模な自動検査装置により大量の検体が集約的に処理しています。そのため検査値の回答には一定の時間が必要となり、迅速な検査結果をフィードバックすることは未だに容易ではありません。近年、この課題を回避するために小型の臨床検査装置としてPoint Of Care Testing kit(POCT:ケアを行う場所での検査)が普及しつつあります。しかし、これらのPOCTは技術的な課題により定量的に高精度の検査値を与えることが困難であり、陽性か陰性かのオン・オフ診断に限定的されているものが殆どです。当社が開発しているPOCTは、画像処理技術と診断試薬の製剤化技術、並びに材料物理学的な技術を横断的に駆使することで、生化学的手法と免疫学的手法とで異なる原理の検査スティックを同時に測定することを可能にいたしました(特許出願中)。いつでも、どこでも、容易に、そして高精度に主要検査項目の同時検査を手元で完結させることができれば、訪問医療、救急医療、遠隔医療のような迅速さが求められる分野において活躍が期待されます。
子宮内膜症性腫瘍の良悪性経過診断(Prognostic diagnostic)に適応可能な
非侵襲診断プローブの開発事業
子宮内膜症性腫瘍の良悪性経過診断(Prognostic diagnostic)に適応可能な非侵襲診断プローブの開発事業
子宮内膜症は、月経周期を有する女性の約10%が罹患し、チョコレート嚢胞を有する患者の約1%が卵巣癌となります。チョコレート嚢胞の癌化の診断は摘出組織の病理学的検査に依存しており、チョコレート嚢胞を有している多くの患者は癌化していないものの、将来癌化する可能性を考慮し、外科的な摘出処置を受ける場合が多く、より低侵襲、且つ精度の高い診断方法の実用化が嘱望されています。最近、奈良県立医科大学産婦人科学と当社の共同研究により、チョコレート嚢胞液中において、生体中の鉄錯体の関連因子が子宮内膜症の悪性化を鑑別可能なバイオマーカーであることを発見しました。本事業はチョコレート嚢胞液中のこれらをバイオマーカーとして用いた子宮内膜症の悪性化度(癌、非癌)を診断する方法、及びこれを実施するための低侵襲な経腟プローブ(センサー)の臨床開発を推進しています(特許6078687号)。
癌個別化診断を可能にする1細胞採取診断システム、並びに新しいコンパニオン診断システムの開発
(自由に標的を選択できるシングルセルピッキング装置)
癌個別化診断を可能にする1細胞採取診断システム、並びに新しいコンパニオン診断システムの開発(自由に標的を選択できるシングルセルピッキング装置)
幹細胞学、腫瘍学の発展により、細胞は隣り合った個々の遺伝子が俄かに異なること、細胞間においてヒエラルヒーがあることが相次いで報告されており、シングルセル(細胞1個単位)の解析、その遺伝子の解析は重要視されています。遺伝子解析(読み取り)の手法は明らかなる進歩がある一方で、その前処理に位置しているシングルセルの自動採取技術は立ち遅れており、研究者個人の技量に依存されています。当社は、1細胞の採取を確実に、且つ迅速に達するための“1細胞ピッキング技術”の要素技術を日本(当社連携体)とドイツ(専門メーカー)とで共同開発しています。この要素技術は、細胞検出に特化した光源・撮像処理(ノンプローブイメージング、あるいは各種ラベル化イメージング)を組み合わせたセルイメージングシステムと、シャーレ中において1細胞を採取するための極細プローブ、並びにこのプローブの3次元位置決定ナビゲーションシステム、さらに、シャーレ中の微小距離を浮遊する細胞を自動追尾し、採取するオートターゲティングシステムが駆使され、シングルセル自動採取ユニット(特許出願中)として構成されます。本技術により、細胞の分別から解析まで、一貫した診断システムを構成することが可能になり、1細胞解析、幹細胞検出、CTC(Circulating Tumor Cell)診断ツールへの適用が期待されます。

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